私は専門学校で介護について学んでいましたが、授業以外にもさまざまなことに取り組んでいました。それは就職のためのみならず、頑張った分がすべて自分の財産になると考えたからです。例えば、休日には友人を誘って福祉施設を訪問したり、福祉イベントのスタッフなどのボランティアに励んだりしました。また、学校で取得できる資格以外にも挑戦したいと思い、さまざまな資格の勉強を独学でしていました。まるで資格取得が趣味のようでした。
薬局グループにおいてのケアマネジャーの役割は?
ケアマネジャー(介護支援専門員)としてアポクリートで働く魅力は、調剤薬局と連携して地域に根差しながら介護の仕事を深めていける点にあります。今後も在宅介護が必要な一人ひとりの利用者さまに向けて最適なケアプランの作成に努め、ご家族共々笑顔になれる支援で、私自身も自然に笑顔になれるこの仕事を続けたいと思います。
仕事のやりがいは?
私は、要介護認定を受けた高齢者や特定疾病をお持ちの方が、より良い生活を送れるように課題と目標を設定したケアプランを作成しています。実際にプランに従って介護サービスを提供するのはサービス事業所ですが、利用者さまやそのご家族が、その後に楽しく生活されている様子を拝見できた時には、最高のやりがいを感じます。
仕事で特に大事にしていることは?
ケアプラン作成時に、「歩けない」・「立てない」・「もの忘れをする」などの課題があがります。そこで重要なのは、改善できたらやりたいことに目を向けて、必要な取り組みを考えることです。例えば歩いてラーメンを食べに行く、電車を使って孫に会いに行くなど、利用者さまの個々の価値観や生活観を尊重するのが支援の第一歩だと思っています。
職場の雰囲気はどうですか?
高齢者の生活に関わる仕事をする上では、医療や薬の知識が不可欠になります。その点、アポクリートの同僚の薬剤師たちは相談しやすく、互いに情報交換を密に行ったりしています。また、当社のデイサービスセンターの職員は皆明るく元気で、利用者さまからも好評です。このように「オールアポクリート」で最高のケアを目指しています。
将来の夢は何ですか?
介護サービス事業所を各地に展開していくことが目標です。それには、利用者さま一人ひとりの生活課題を正確に把握するスキルの習得や、支援方法の引き出しを増やしていく必要があると感じています。介護と医療の連携も模索したいです。そうすることで、より多くの支援が可能になり、もっと多くの利用者さまを笑顔にできると考えています。
就活生へのメッセージ
私はケアマネジャーとして働く前は、介護職を6年勤めました。どんな仕事であっても、頭で考えるだけでは終われません。頭を働かすと同時に、自らの手足を動かし、頭と体で汗を流して業務に努めていきます。その一つ一つの積み重ねた経験が、必ず将来の財産になります。自ら考えた行動を重ねることが、成長につながっていくと思います。
休日の過ごし方
休日は子どもと一緒に公園や水族館へ出かけたり、バーベキューをしたりと楽しく過ごしています。また、高校の頃から空手道場に通っており、試合では審判や監督をしています。その他にも、実家の農作業を手伝ったり地元の消防団員として活動したりしています。仕事が楽しければプライベートも充実することを実感する毎日です。